サイバー犯罪とテクノロジー防御

on 2013-07-31 (4 years ago) by 石橋秀仁

Facebookで詐欺メッセージが届きました。なんで「あなたの遠い親戚が、石油を掘っているときに事故死して、遺産相続が云々」という内容で、あまりにも典型的な詐欺メッセージで笑えました。

こういう詐欺を通報できればよいのですが。そのような通報情報を活用し、事前にシステムで犯罪者を検知して欲しいものです。確認作業は統計的解析技術で自動化できるでしょうから。

こんにち、誰もがソフトウェア化されたサイバー犯罪の標的です。詐欺の手順は自動化されており、大量の被害者に接触します。この新たな犯罪類型は旧来型の捜査で検挙できません。テクノロジーなら可能です。

情報空間のセキュリティは、ソフトウェア(またはアーキテクチャ)によって確保されます。コンピューターを使わない人間の捜査官によってではありません。犯罪者と捜査官は共にコンピューターで能力を強化しています。情報空間はソフトウェア・テクノロジーが兵器と化す戦場なのです。

保守的な人はこう言うでしょう。ソフトウェアにより支配された社会など悪夢だと。彼らは「警察国家」よりも「自衛」のほうを好むかもしれません。彼らにも一理あります。しかし、私の考えではそのような「アナーキズム」はアノミー(無規則状態)に陥ります。

私は社会的コストの低い社会的アーキテクチャを好みます。そのためにはソフトウェアによる治安維持もやむを得ません。